想像ドロップ

憧れは、恋から遠く。

萩谷慧悟くんおめでとうございます

 

 

 

萩谷慧悟くんが、21歳になった。

最近グッとお兄さんぽくなって、表情も柔らかくなって、どんどん素敵になっていく萩谷くんはとても魅力にあふれるアイドル、人間、男性だ。

萩谷くんは、私の自慢の担当で、好きになれたこと、それは私の誇りだ。

萩谷くんがハタチだった1年間は本当に色々なことがあったし、萩谷くんのことで頭を悩ませる(今考えればとても幸せな悩みだったな)こともあったけれど、萩谷くんを嫌いになるとか担当を本気でやめようと思ったことは一度もなかった。アイドルというのは、「その存在で他者を魅了するもの」だとすると、萩谷くんはハタチの1年もまさにアイドルであった。私にとってハタチの萩谷くんはスーパーアイドルだったのである。

 

去年の今頃、高校3年生だった私は受験勉強真っ只中だった。志望校を決められずにいたり、成績が思うように伸びなかったり、勉強がうまく進んでいかなかったり。切羽詰まっていた私はすごく焦っていてすべてが悪循環だった。そんなとき、私の心のよりどころは、萩谷くんだった。萩谷くんが一生懸命に踊る姿や歌う姿、ドラムを演奏する姿を思い出して、「私の大好きな萩谷くんもきっと今頑張ってる」と言い聞かせ頑張れた。

いよいよセンター試験が迫ってきた、イルミネーションが輝く12月末に私は体調を崩して入院することになった。体調管理ができていなかった自分が情けなくて、もう全部諦めようとしたとき、過去の少クラで安井くんと披露していた「感じるままに輝いて」を見た。たくさん苦労して悔しい思いをしながら、立ち上がってきたふたりを見て、こんなところで負けていられないと思って踏ん張れた。

 

受験期は、現場に足を運ぶことも、テレビを見ることも、Twitterで同じ価値観をもつ素敵な人たちと楽しく話すこともできなかったけれど、萩谷慧悟という存在が私に力をくれた。大げさかもしれないけれど、私は萩谷くんがいなかったら頑張れていなかったと思う。

 

 

受験を終えて、たくさんの感謝の気持ちとともに参戦した横アリのジュニア祭りは本当に夢のような時間だった。萩谷くんが放つ溢れんばかりの魅力に私は溺れ浸り、息が苦しくなるほどに「萩谷慧悟が好きだ」と思った。懸命に踊る姿も、丁寧に言葉を紡ぐように歌う姿も、己のすべてをぶつけ他の追随を許さぬ迫力に満ちたドラムも、時折見せる心からライブを楽しんでいるような真っ白な笑顔もすべてが好きだと思った。萩谷くんの担当をしていることを心底誇りに思ったライブだった。

約1か月後に行われた城ホでのジュニア祭りは、これから先、これ以上近くで萩谷くんを見ることはないだろうと思うくらい席に恵まれ、萩谷くんのパフォーマンスを間近で見ることができた。近かったからこそ見えた、萩谷くんの「プロ」な部分が随所に感じられ、ますます萩谷くんのことが好きになった。萩谷くんは本気でアイドルをやっていて、何に対しても全力なんだということに改めて気が付いた、そんなライブだった。

 

EXシアターは前回のブログで書いたように、今まで感じたことの無い感情を持ち合わせながら参戦したライブで、萩谷くんのことを少し距離のある場所から見ていた、そんな2日間だったように思う。意図せず生まれた感情だったのでどうしたらいいのかわからなくなりとても辛かった。萩谷くんのことで悩んだのはこれが初めてだった。今思えばこうやって距離を置いた目線で見たり、ほかの誰かと比べることも応援していくうえで必要だったのかもしれないと思う。「どうして自分は萩谷くんのことを応援したいのか」「萩谷くんのどこを好きなのか」を深く考えるきっかけになったからだ。こうしてまた、魅力を再認識していった。この夏は、無駄じゃなかったと今は思う。

 

そしてハタチの萩谷くんを見た最後が、先日無事大成功を収めたLove-tune Liveである。もうとてつもなく楽しかった。今まで見たどの萩谷くんより私には一番光ってみえた。というよりは、見たことのない輝きを放つ萩谷くんがそこに、いた。すべてを賭けて大勝負にでることを決めた7人。すべてを割り切って大勝負にでることを決めた7人。7つの青く美しく燃える魂が目の前で、次々と形を変えながら私たちへと迫ってくる姿はまるで試されているようだった。「俺たちまだまだいけるよな?」と力強く投げかけてくる7人に圧倒されながら必死にくらいつく私たち。あの3日間を超えて7人は、また新たな境地へと足を踏み出し、私たちと共にどこまでも、簡単にたどり着くことはできないであろう最高の高みへと、上り続けることを誓ってくれたのである。

 

 

私は、そんな途方もない夢を一緒に叶えようといってくれる7人が大好きだ。そんな途方もない夢を手繰り寄せることをやめない7人が大好きだ。途方もないはずの夢をリアルに変えることを諦めない7人が心底大好きだ。

そしてそんな7人のうち、決して目立つ方では無いのかもしれないけれど、縁の下の力持ち的存在で夢を追う萩谷くんのことを心から尊敬する。長年のレッスンで培った安定したダンススキル、儚げに響く耳に残る歌声。ジャニーズアイドルとしての基礎能力は贔屓目なしでも高いと思う。そして、「萩谷くん=ドラム」と自然につながるまでに成長した演奏力。彼の個性として、それはとてつもない武器である。ドラムという名の武器を手にした萩谷くんの可能性は無限で、誰しもを魅了する。たゆまぬ努力の末手に入れた最強の武器を、最高の舞台で見せつける萩谷くんを見たい。茶目っ気溢れる行動やしぐさも、優しい笑顔も全部、萩谷くんの全部を私たちに見せつけて欲しい。きっと萩谷くんなら輝ける。もっと深く美しい景色の中で笑える。

 

 

ハタチの萩谷くんが全身で、そう教えてくれた。

 

 

様々な視点で、様々な感情を持って見ることができた記念すべき「萩谷慧悟 ハタチ」の1年が終わり、「萩谷慧悟 21歳」の幕が上がった。21歳の萩谷くんも私にとってスーパーアイドルであり続けるのだろうか。先のことはわからない。けれど、萩谷くんはこれからも私をどうしようもなく引き付けるのだろう。そして、私はその心地いい引力に身を委ねていこうと思う。そうしてたどり着く場所は、きっと明るい。

 

 

 

 

萩谷くん、21歳もよろしくね。

 

 

 

そして、

心からおめでとうございます。